会長挨拶

食品品質保持技術研究会
会長 林 徹

食品品質保持技術研究会は1974年(昭和49年)10月に発足し、45年が経ちました。そして、時代が平成から令和へと移る時機にホームページを一新致しました。これは会員をはじめ多くの皆様へ、本会の事業について、情報を一層わかりやすくかつ的確に提供することにあります。

新しく開発された脱酸素剤の評価・利用法についての検討を契機として発足した本会は、加工食品及び青果物等に関係のある者が協力して品質保持技術の改善や開発についての情報収集・交換を行い、さらに会員相互の連絡や親睦を図ることを目的としています。具体的には、①加工食品及び青果物等の品質保持に関する調査、試験、研究並びにその広報、②会員が前項の調査研究を行う場合の助成、③加工食品及び青果物等の品質保持に関する研究会、講演会、講習会及び懇談会の開催、などを行っております。

品質保持技術そのものだけでなく、それを補完する非破壊評価技術や判別・識別・検出技術はめざましい進歩を遂げました。また、食料品販売は当時の市場や専門小売店からスーパーマーケット、コンビニエンスストア、宅配便、そしてネット販売へと変化してきています。外食産業ではコールドチェーンとモータリゼーションの発達に伴い、ファミリーレストラン、ファストフード店などが一般的となりました。さらに、法制度においても、HACCP、トレーサビリティ、ポジティブリスト、リスクアナリシスなどの新しい概念や制度が出来ました。現在、ロボットや人工知能、情報技術、バイオテクノロジーの分野は、想像を絶する勢いで進歩を続けています。

このように食品品質保持については技術、制度ともに常時変化・進歩し続けており、急速に進歩する科学技術や激しく移りゆく時代にも対処できるように適宜適切に情報提供を行うとともに、会員相互の連絡や親睦を促進し、本研究会の活動をさらに有意義なものにしたいと思っています。