基礎講座、講演会

第13回 講演会(主催)

首題の件に関しまして下記次第により開催する運びとなりました。                  つきましては,ご多忙中とは存じますが,万障お繰り合わせの上ご出席くださいますよう        ご案内いたします。

日時
2019年12月11日
場所

主婦会館プラザエフ クラルテ(地下2階)

JR四谷駅 麹町口 徒歩1分

丸の内線・南北線 四ツ谷駅 徒歩2分

〒102-0085 東京都千代田区六番町15番地

Tel: 03-3265-8111

http://plaza-f.or.jp/index2/access/

(当日以外の電話連絡はご遠慮ください。)

 

参加費用
講演会   会 員:無料
      非会員:5,000円
情報交換会 会 員:2名様まで無料
        (3名様以上ご出席のときは、追加1名様につき 3,000円
         ご負担願います。当日会場にて頂戴いたします。)
      非会員:5,000円
講演テーマおよび講師
  • 【13:35~15:05】

    『食品予測微生物学とその応用』

    国立大学法人 東京農工大学 農学部 教授 藤川 浩 氏

    食品及びその原材料は多種類の微生物に汚染されている。汚染微生物の一部は私たちの健康に有害で、例としてサルモネラ、黄色ブドウ球菌、腸管出血性病原大腸菌などの食中毒細菌が挙げられる。病原微生物でなくともタンパク質、アミノ酸の分解性が高い腐敗細菌が食品中で増殖すると腐敗の原因となる。また、食品を汚染するカビも肉眼で識別できるほど成長すると、異物として扱われ、一方でカビ毒を産生する菌もある。このような有害微生物が食品中でどの程度増殖するかを喫食前に予測できれば、販売者および消費者は事前に対応することが可能である。一方、多くの加工食品は製造工程中に加熱による殺菌が行われるが、この加熱工程においても汚染微生物菌数がどの程度減少するかを定量的に予測することはその食品の安全性を評価する上で非常に重要である。このような食品の微生物学的安全性を確保する目的で進められてきた研究分野が食品予測微生物学である。ここでは、その内容と応用例について分かりやすく紹介したい。

  • 【15:20~16:50】

    『食品ロス削減は食品安全を軽視することか?』

    株式会社 office 3.11 代表取締役 井出 留美 氏

    世界の食料生産量の多くが捨てられている。食品ロスは、働き方改革でもある。捨てられるくらいなら最初から作らなければ、働く人はずっとラクだったはずだ。食資源やエネルギーも無駄にはならなかった。食料廃棄で発生するメタンガスは二酸化炭素の20〜25倍もの温室効果ガスを発生させる。SDGsは、小売と消費レベルでの食料廃棄を2030年までに半減する目標を掲げている。日本では10月1日に食品ロス削減推進法が施行された。どんな職業の人でも一人ひとり消費者であることに変わりはない。事業者として、消費者として、何をすべきかを考える。

申込方法

下記お申込みボタンにてお申込み下さい。

*受講票は発行しておりません。

(会員におかれましては,会員ページにログインしてからお申し込みください。)

 受付にて名刺のご提出をお願いいたします。

申込締切

整理の都合上、11月22日(金)迄にご出欠 および ご出席者名のご連絡をお願い申し上げます。

お願い/ご注意

講演会終了後,情報交換会を開催いたします。(17:00~19:00)

ご参加くださいますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます。

お問合せ先

品保研事務局(日本食品分析センター内)遠山、織本、鈴木までご連絡ください。
TEL :03-3469-7138
FAX :03-3469-7814

E-mail:hinpoken@jfrl.or.jp