基礎講座、講演会
2025年講演会
今後開催予定の基礎講座、講演会等につきましては、「最新の講演会等ご案内」をご覧ください。
2024年度 第3回 一般財団法人日本食品分析センター講演会(大阪支所)/食品品質保持技術研究会(共催)
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『食物アレルギー表示制度と検査法』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 安全性試験課 主幹研究員 川本 康晴
令和6年3月28日に「食品表示基準について」(平成27年3月30日消食表第139号消費者庁次長通知)の一部が改正され,表示推奨品目である”特定原材料に準ずるもの”として「マカダミアナッツ」を追加し,「まつたけ」が削除されました。本講演では,食物アレルギーの表示制度及びその検査法についてご紹介します。
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『LC-QTOF/MSを用いた「タンパク質の検索」の 異物検査への活用』
(一財)日本食品分析センター 彩都研究所 分析化学課 主幹研究員 冨田 早由
プロテオーム解析はタンパク質の構造と機能を総合的に研究する分野として注目されています。この技術を応用し,LC-QTOF/MSを用いて異物のタンパク質の種類及び由来の特定ができるようになりました。本講演では,「タンパク質の検索」の異物検査への活用について,事例を交えながらご紹介いたします。
2024年度 第2回 一般財団法人日本食品分析センター講演会(仙台事務所)/食品品質保持技術研究会共催
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『食品中の重金属分析の実際と動向』
(一財)日本食品分析センター 彩都研究所 無機分析課 羽渕 元哉
重金属は広く環境中に存在しており,食品中に含まれる重金属を分析することは食品の安全確保
のために重要です。本講演では重金属分析の背景と実際の分析法について,最近の動向を踏まえて
紹介いたします。 -
『有機フッ素化合物(PFAS)の基礎知識と規制動向』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 微量試験課 主任 大山 結香
河川や地下水への有機フッ素化合物(PFAS)の汚染が近年問題となっており,健康に影響を及ぼ
す恐れがあることから社会的な関心が高まっています。本講演では,PFASの基礎的な概要(種類
や毒性),規制状況等,分析法も交えてご紹介いたします。