基礎講座、講演会

総会・第4回 講演会(主催)

日時
2019年03月19日
場所

主婦会館プラザエフ クラルテ(地下2階)

参加費用
講演テーマおよび講師
  • 『食品の高圧処理』

    国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品加工流通研究領域食品品質評価制御ユニット ユニット長 山本和貴 氏

    世界初の高圧加工食品が1990年に登場して以来、食品高圧加工は、殺菌(ジュース、肉製品、ペースト等)、開脱殻(牡蠣、ロブスター等)等の用途で、世界に拡がっています。低温高圧処理(600MPa, 5~10°C、3~5分間)は、化学反応が抑制された状態での物理変化による非熱的技術として、高品質加工食品の製造に用いられ、 また、中温中高圧処理(100MPa, 50~70°C、数時間~数日間)は、画期的な抽出及び酵素反応によるエキス製造等として利用されています。安全で高品質な食品製造の視点から、食品高圧加工の概要を解説致します。

  • 『農作物におけるゲノム編集技術とその取り扱い』

    国立大学法人 筑波大学 生命環境系、つくば機能植物イノベーション研究センター センター長 教授 江面 浩 氏

    精密かつ効率的に生物の遺伝子機能を調節できるゲノム編集技術が登場し、様々なライフサイエンス研究開発分野での利用が加速しています。食品の素材となる農作物の品種改良でも今後利用が拡大すると予想され、その社会実装も始まろうとし ています。本講演では、演者が取り組んでいるトマトを事例に、ゲノム編集技術を 活用した品種改良と安全性評価法を紹介するとともに、取り扱いルール策定の状況や知財への対応などについて紹介します。

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