基礎講座、講演会
総会・講演会(主催)
- 日時
- 2018年03月19日
- 場所
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主婦会館プラザエフ クラルテ(地下2階)
- 参加費用
- 講演テーマおよび講師
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『食感表現と官能評価~差別化のための評価方法~』
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品加工流通研究領域食品品質評価制御ユニット 上級研究員 早川文代 氏
食品の分析、特に官能評価において「もちもち」や「かたい」といった感覚を表現する言葉は重要な役割を果たす。しかし、このような言葉を実験や調査で的確に用いるのは思ったよりも難しい。そこで、食品の分析の参照資料とすべく、445語から成る日本語のテクスチャー表現体系を作成し、用語の消費者認知度調査などを行った。 本講演では、そのデータを紹介するとともに、「言葉」から見えてくる日本人の食嗜好や食生活などについても触れたい。また、味、香りの表現も加えて行った製品の差別化のための官能評価事例も紹介したい。
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『食品をめぐる国際規格化の動向と今後の認証制度の在り方』
国立大学法人 東京海洋大学大学院 食品安全流通管理専攻 教授 湯川 剛一郎 氏
食品をめぐっては農業生産から加工、流通に到る各段階で国際規格化の動きが見られる。オリンピック、パラリンピックにおける調達基準として、指定された認証を条件とするとの方針が示され、輸出を行う組織が対応すればよいと考えられてきた認証制度が、国内流通にも求められるようになってきている。 3月上旬に開催されるGFSIにおける最新の動きも交え、規格をめぐる国際的な動き、今後の認証制度の在り方について報告する。
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