基礎講座、講演会

第1回 講演会(共催)

日時
2018年02月23日
場所

アクロス福岡 国際会議場(4F)

参加費用
講演テーマおよび講師
  • 『ビタミンの分析手法について~微生物定量法とHPLC法~』

    (一財)日本食品分析センター 大阪支所 ビタミン分析課 主任 片山 雅子

    食品表示基準ではビタミンB群6成分(ビタミン B6,ビタミンB12,葉酸,パントテン酸,ナイアシン及びビオチン)について微生物学的定量法が推奨されていますが,実際には高速液体クロマトグラフ法でも分析が可能です。二つの方法にはそれぞれメリットデメリットがありますが, どのような場合にどちらの方法を選択すべきなのでしょうか?
    本日は分析方法の選択に役立つ,両分析方法の特徴と適用サンプルについてご紹介いたします。

  • 『音で調べるおいしさ評価~食感測定~』

    (一財)日本食品分析センター 名古屋支所 油脂分析課 内村 太至

    日本におけるテクスチャー用語数はいくつあるかご存知ですか?
    実は,400 語以上と世界一の数を誇るのです。
    本講演では,そのような「食感」について「音=振動」を利用した測定事例とその特徴をご紹介いたします。また,従来の官能評価では難しかった食感測定への解決など,今後の展望をお話しいたします。

  • 『食品用器具・容器包装の規格基準とポジティブリスト制度』

    (一財)日本食品分析センター 東京本部 業務二課課長補佐 瀧川 佳代

    農水産物が収穫されてから人が食べるまでの間に,収穫物を保存するコンテナや加工する際の調理用機械,販売時には包装材料,家庭では調理器具や食器など,食品関連業種で食品は何らかの器具・容器包装を必ず使用しています。このように我々の生活に欠かせない器具・容器包装が食品や添加物と同様に食品衛生法で規定されていることはご存知でしょうか。
    本講演では,器具・容器包装に関する食品衛生法及び規格基準の概要を解説するとともに,現在検討が進められているポジティブリスト制度についてご紹介いたします。

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