基礎講座、講演会
第14回 講演会(主催)
- 日時
- 2017年12月04日
- 場所
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主婦会館プラザエフ クラルテ(地下2階)
- 参加費用
- 講演テーマおよび講師
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『冷凍することで何が起こるのか?~おいしい冷凍食品開発に向けて~』
国立大学法人 東京海洋大学 食品冷凍学研究室 教授 鈴木 徹 氏
冷凍食品の品質は原料処理、凍結前処理・凍結・ 貯蔵・解凍・調理のそれぞれの過程に左右される。従来、凍結過程が重要視されてきたが、凍結過程以外の過程が食材、食品の変化に与える影響が大きい。 各々の過程で起きる変化の物理化学的メカニズムを理解し対策をとることで品質変化を最小限に抑えることが可能となる。
本講演では、それらメカニズムの最新の知見を解説する。 -
『ロウイルスの威力~なぜ冬に流行するのか?~』
北里大学 北里生命科学研究所 大学院感染制御科学府 ウイルス感染制御学 教授 片山 和彦 氏
食中毒の発生状況*1を確認すると毎年患者数が圧倒的に多いのが『ノロウイルス』で,食中毒患者数2万人のうち約半数がノロウイルスによる感染です。また11月頃から3月頃までの冬の時期の発生が大部分を占めています。
なぜ冬の時期に大流行するのか?またノロウイルスに感染予防の対策としてどの程度手洗いを実施すれば良いのか?なぜ患者数が毎年たくさん出ているのに減らすことができないのか?などウイルスの特性や,新規ワクチン開発など取り組んでいる最新の課題についてご講演いただきます。(事務局)
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