基礎講座、講演会
第9回講演会
- 日時
- 2016年07月19日
- 場所
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主婦会館プラザエフ クラルテ
- 参加費用
- 講演テーマおよび講師
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『油脂の劣化のメカニズム』
(一財)日本食品分析センター 栄養科学部 油脂分析課 課長補佐 深谷 直子
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『申請補助事業 “LEDライトと蛍光灯照射下における油脂劣化の傾向調査報告”』
(一財)日本食品分析センター 栄養科学部 油脂分析課 課長補佐 深谷 直子
・油が劣化すると不快なにおいを発し、胸やけや腹痛などを引き起こす有害な成分に変化することがあります。
なぜ油脂は劣化するのか?油脂の特性や劣化のメカニズムを紹介いたします。・近年LEDライトが普及してきています。
そこで、申請補助事業としてLEDライトが食品の品質に与える影響を調査しました。蛍光灯照射と比較した,油脂劣化の傾向を報告いたします。 -
『食品の栄養素と体内時計』
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品健康機能研究領域 食品機能評価ユニット 主任研究員 大池 秀明 氏
われわれの身体には、体内時計と呼ばれる約24時間周期の内因性リズムが組み込まれている。体内時計は個体で1つと思われがちであるが、実は、個々の細胞に1つずつ存在し、協奏的に働いている。
以前から、体内時計が光によってリセットされることはよく知られていたが、最近の研究から、末梢組織に存在する体内時計は、光ではなく、食事時刻によってリセットされることが明らかになってきた。
ここでは、食事中の栄養素や食品成分が体内時計に与える影響について解説しながら、「時間栄養学」と呼ばれる、食べる時刻を考慮した新しい栄養学研究について紹介する。
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