基礎講座、講演会
第13回 講演会
- 日時
- 2014年12月03日
- 場所
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主婦会館プラザエフ クラルテ
- 参加費用
- 講演テーマおよび講師
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『超高圧を利用した食品の加工・品質保持技術』
新潟薬科大学 応用生命科学部 食品・発酵工学研究室 教授 重松 亨 氏
100MPa(およそ1000気圧)以上の静水圧を用いた超高圧技術の食品加工への応用は、非加熱殺菌法の一つとして発展してきました。 近年の研究開発の進展によって、食品素材の物性や成分を改質するための、食品高圧加工技術として注目を集めています。 本講演では食品高圧加工技術の現在の状況を概説いたします。 また、私どもが取り組んでいる、超高圧により食品素材の抗酸化力を増強する研究、米粉の微細化技術の開発、そして、発酵食品の発酵制御を行うための研究等の事例をご紹介します。
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『食品の新たな機能性表示制度の現状と解説』
(一社)FOOD COMMUNICATION COMPASS 森田 満樹 氏
多くの消費者が利用している健康食品。 現行制度では、食品の機能性を表示できるのは「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」の二つだけで、その他は「いわゆる健康食品」です。 ここに政府の規制改革会議で、新たな機能性表示制度が導入されることがトップダウンで決まり、「機能性表示食品(仮称)」という第三のジャンルが来年度から加わることになりました。 新制度は米国のダイエタリーサプリメント制度を参考に検討され、安全性、機能性、有効性など一定要件のもとに、事業者が消費者庁に届出をすれば機能性表示ができるというものです。 新制度の課題について、お話しします。
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