基礎講座、講演会

第12回 講演会

日時
2014年11月10日
場所

大阪産業創造館(イベントホール4階)

参加費用
講演テーマおよび講師
  • 『日本食品標準成分表におけるデータの妥当性評価とセンターの関わり~栄養表示義務化と成分表の役割~』

    (一財)日本食品分析センター 大阪支所 基礎栄養分析課 課長 佐藤 秀幸

    日本における食材の栄養成分のバイブルである日本食品成分表の策定の歴史とその中における弊財団の果たしてきた役割をご紹介いたします。また、近年の改訂におけるデータの妥当性を担保するための分析用試料の選定方法、分析法の精度管理についてご説明するとともに、栄養表示義務化を見据えた成分表に求められる役割についてもお話いたします。

  • 『家電製品の浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験について』

    (一財)日本食品分析センター 彩都研究所 微生物研究課 中野 大介

    近年、浮遊ウイルスに対する効果を謳った家電製品が多く販売されています。 本講演では、これらの家電製品を対象とした「浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験」について試験方法の概要をご説明するとともに、浮遊細菌及び浮遊カビへの本試験法の応用についてもご紹介いたします。

  • 『機能性食品素材の活性物質同定と作用機序の解明について』

    (一財)日本食品分析センター 彩都研究所 機能科学研究チーム 熊谷 百慶

    機能性食品の開発において、ヒトに対する効果を確認することは最も重要ですが、素材の探索、作用機序の解明および関与成分の同定も必要な工程です。新たな食品素材の探索から成分同定、細胞試験レベルでの作用機序の検討を一貫して実施した事例についてご紹介いたします。

  • 『残留農薬分析の現場から~信頼できる分析結果を得るために~』

    (一財)日本食品分析センター 多摩研究所 農薬試験課 課長補佐 鳥海 栄輔

    残留農薬分析には、一度に多成分の農薬を分析できる多成分分析法と各農薬を個別に分析する手法とがあります。それぞれの手法が持つ利点や注意点を事例とともにご紹介し、信頼できる分析結果を得るための取り組みについてご報告いたします。

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