基礎講座、講演会
第7回 講演会
- 日時
- 2012年07月25日
- 場所
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主婦会館プラザエフ クラルテ(地下2階)
- 参加費用
- 講演テーマおよび講師
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『黒酵母発酵液(βグルカン)の特徴と生理活性 -免疫能活性と放射線防護を中心として-』
ルイ・パストゥール医学研究センター ハイパーサーミア医科学研究室 室長、京都府立医科大学 消化器内科学 特任教授 長谷川 武夫 氏
天然抽出物には種々の生理活性の有る事が報告されている。今回は糖鎖に分類されるβグルカンに付いて動物実験の結果を報告する。βグルカンを多く含有する黒酵母発酵液(ACFAgMax)に付いて、サイトカインの活性から見た免疫能活性効果、正常腸管繊毛組織の温存から見た放射線防護効果、悪性腫瘍の補助治療である温熱治療の増感効果、βグルカンの持つ抗腫瘍効果等を説明する。放射線防護に関しては放射線の生体への影響を説明し、βグルカンの関与を説明する。
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『冷凍食品の新しい品質保持剤技術 -不凍タンパク質の機能と応用性-』
関西大学 化学生命工学部 准教授 河原 秀久 氏
低温環境下で棲息している生物の耐凍戦略の一つは、細胞内外に氷結晶の成長を制御できるタンパク質を生産することである。その一つに大根由来の不凍タンパク質があるが、カイワレ大根由来不凍タンパク質含有エキスが実用化された。本講義では、不凍タンパク質の基本的な機能についてわかりやすく講義し、これまでに研究室で検討した、様々な不凍タンパク質の応用試験例やすでに上市されているカイワレ大根由来不凍タンパク質含有エキスの実用例などを解説する。
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