基礎講座、講演会
第16回 講演会
- 日時
- 2010年12月17日
- 場所
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はあといん乃木坂(健保会館)
- 参加費用
- 講演テーマおよび講師
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『栄養表示に関する国内及び国際的な状況について』
(財)日本食品分析センター お客様サービス部 副部長 関口 礼司 氏
包装加工食品について、香港では本年7月1日から熱量及び栄養成分の表示が義務化されました。日本の栄養表示は義務表示ではありませんが、栄養成分又は熱量に関して表示する場合は、健康増進法の栄養表示基準に従う必要があります。さらに、10月8日に消費者庁から「トランス脂肪酸の情報開示に関する指針について(案)」が公表され、食品事業者に対し自主的な情報の開示を要請することが検討されています。本講演では、栄養表示に関する国内外の動向に関して、香港を中心に日本及び世界主要国の栄養表示についてご紹介致します。
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『微生物リスク管理』
農林水産省 消費・安全局 消費・安全政策課 食品安全危機管理官 辻山 弥生 氏
事件が起こってからの対応(危機管理)よりも未然防止(リスク管理)が重要という考えに基づき、諸外国では、食中毒原因微生物についても、生産(農場)から消費(食卓)までの全過程を考慮に入れたリスク管理が実施されている。我が国もようやく、取り組みを開始したところである。その第一段階として、国内の微生物汚染の状況を把握するために実態調査を19年度から実施している。食中毒のリスク低減のための農林水産省の取り組みをご紹介する。
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